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こんにちは！
マルケイ・エステート（有限会社丸恵）代表の蒲田です。
１２月になり、いろいろな案件対応のため、忙しい毎日を過ごしています。
１２月になり、お部屋探しを開始されたお客様も多く、お部屋へのご案内、そして契約手続きが、毎日の忙しさの中心になっています。
そんな毎日を送っている中、追加案件として、自社物件のリフォーム会社選別業務も入ってきました。
当初は以前からお願いしていたリフォーム会社さんにお願いしようとしていたのですが、予想を超えた見積額になってしまった事もあり、相見積もりでの対応をせざるを得ない状況になっています．．．
本来は、このまま工事に入って欲しかったのですが、さすがに自分の予定額との乖離が、あまりにも大きすぎたため、私の一存では決定する事は出来なくなりました。
ここは慎重に検討していこうと思います。
不動産投資をされている方もいらっしゃるかと思いますが、わざわざ大きなお金を投下して、部屋を補修し、賃貸するよりも、経営上、「未稼働」にした方が有利な時もあります。
この判断を明確に出来るようにならなければ、一流の大家さんとは言えないでしょう。
と言う事もあり、年末にバタバタしています。
今日はそんな事よりも、ブログで書きたい事がありました！
数日前に北海道の、とある不動産屋が爆発してしまいましたが、その爆発の原因が「消臭剤」の取扱いだったようです。
以前にこのブログでも書きましたが、わざわざ賃貸物件に「消臭施工サービス」というものが、必要なのでしょうか？？？
ここからは、私が不動産屋ではなく、大家として大手仲介不動産屋に入居者の募集をお願いしていた時のお話しをさせて頂きます。
入居者の募集を、皆さんもよくご存じの大手仲介不動産屋に任せていたのですが、とんでもない事を行っていました。
当時、私も借主様には家賃保証会社に加入して頂きたかったのですが、大手仲介不動産屋の店長から、このような連絡がありました。
店長：「蒲田さん、ご入居希望者様からお申込みを頂きました。」
私：「あっ、それは良かったです。じゃ、入居申込書などの情報を送ってください。入居の検討をさせて頂きますので。」
店長：「実はご相談あるのですが．．．」
私：「えっ？ 何ですか？」
店長：「実は、ご入居様が初期費用を抑えたいらしく、出来たら家賃保証会社の加入ではなく、連帯保証人ではダメでしょうか？」
私：「ん～～、家賃保証会社は必須でお願いしているので、さすがに難しいですよ。」
店長：「ご入居者様の属性（信用度合い）も良いので、連帯保証人で何とかしてもらえないでしょうか．．．」
私：「いやいや、私はまだその入居希望の方の属性を見ていないので、即答出来ないですよ。」
店長：「そこは私どもの審査も通過いたしますので、ご安心ください！」
私の心の声：（はっ？？？ まだ審査通過してね～のに、何で安心出来んだよ！）
店長：「何とか、お願いします！！！」
私：「何だか納得は出来ないですけど、そこまで安心してくれ！って言うんだったら、今回だけ一応認めますよ。」
店長：「ありがとうございます！！！ 本当に良かったです！ すぐにお客様にお伝えします。」
その後、契約に向けた手続きが進んでいったのですが、私の手元に、本来入居者に渡すべき「初期費用明細書」が到着し、私は愕然としました！
なんと、その「初期費用明細書」には、私が要求していない費用が請求されているじゃないですか！
１．鍵交換代 32,400円
２．安心サポート費用 16,200円
３．消臭、消毒代 21,600円
なんじゃ、こりゃ！？
鍵交換代は、そもそも私が負担しているので、頂く必要は無し！
そして、安心サポート費用、消臭、消毒代も、私が管理している自主管理のため、必要無い費用であり、私の物件の消臭、消毒なんて仲介不動産屋にはやらせません。
その後、上記の事を大手仲介不動産屋の店長に問いただしましたが、その答えに、また驚愕です！
私：「なぜ、初期費用を抑えたお客さんから、いらない費用を請求しているの？」
店長：「いや、これが当店の請求フォーマットなので。」
私：「ここまで余計な費用を取っているんだったら、家賃保証会社の保証料も払えたのでは？」
店長：「いや、それは支払えないので、難しいです。」
私：「じゃ、鍵の交換をしているのは私だから、その費用は私が頂けますよね？」
店長：「いや、鍵交換代は当店が頂きます。」
私：「えっ！？ なんで？？？」
店長：「当店が頂く事になっているので。」
私：「なんで、そういう事になるの？ しかも消臭、消毒って、いつやるの？」
店長：「えっ！？ すぐにやりますよ。」
私：「明日入居なのに、いつやるの？ しかも私はやらせないよ。私の物件に変なもの使われても困るから。」
店長：「いや、やらせてもらわないと、こちらも困ります。」
私：「だから、私の物件ではやらせない！って言っているじゃない。」
店長：「えっ！？ そうなんですか？ じゃ、そのままでいいです。」
私の心の声：（おいおい、これじゃ詐欺じゃね～かよ！）
大家時代には、このような事が多々ありました。
お客様は、全ての不動産屋がこのような事を行っているのでは？
と、今回の事件で思われたかもしれません。
しかし、これは全ての不動産屋が行っている行為ではなく、ごく少数の不動産屋が、大家さん、オーナーさんから直接預かった物件に対して行っているのが実情です。
大家さん、オーナーさんも不動産屋の詳しい実情が分からないため、裏でこのような行為を行っている不動産屋もあります。
注意頂きたい事は、全ての不動産屋が今回のような行為を行っているのではなく、大手仲介不動産屋であろうと、小さな不動産屋であろうと、このような事をしなければならない営業をしている不動産屋もあるという事を認識してください。
お部屋探しをこれから開始されるお客様、
そして、現在お部屋探しをされているお客様、
ご希望がございましたら、賃貸物件仲介不動産業の裏話しをさせて頂きます。
こんな私とお部屋探しをされたいお客様からのお問い合わせをお待ちしております。